松屋銀座「傘寿記念 デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年」

  1. ライフスタイル
■会期:2020年3月10日(火)~18日(水) ■会場:松屋銀座8階イベントスクエアにて開催
 
 

①自宅のサロンでくつろぐデヴィ夫人(2019年) 撮影:SHITOMICHI(vale.)

1940年、港区・西麻布で生まれ育ったデヴィ・スカルノ夫人(本名:ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ、旧姓:根本七保子)。幼少期は太平洋戦争まっただ中、15歳にして定時制高校に通いながら、家族を支えるため仕事に精を出し、19歳でインドネシアのスカルノ大統領と出会い、22歳になった時の母と弟の相次ぐ突然の死・・・。そこには、現在テレビに映るデヴィ夫人の姿からは想像できない壮絶な過去がありました。

2020年はデヴィ夫人が80歳を迎える記念すべき年。本展はデヴィ夫人激動の80年に焦点をあてる初の大規模な展覧会です。ご自宅に保有する数多くのオブジェや絵画(デヴィ・コレクション)や、華やかで優雅に着こなすファッションの数々、さらに自身が描いた絵画約20点も一堂に展観します。そして、数々のデヴィ語録を通して、デヴィ夫人の魅力を徹底解剖します。
テレビをはじめマスコミで見せる毒舌キャラや自由奔放な姿は、現代を生きる全ての人を惹きつけ、その生き方はとても魅力的です。若くして自分の人生を切り開き、自ら築き上げていったその屈強な魂はどこから生まれてきたのか。本展では、デヴィ夫人の魅力の全てを解き明かします。

 

【開催概要】
■展覧会名   傘寿記念 デヴィ・スカルノ展 わたくしが歩んだ80年 
■会   期  2020年3月10日(火)~18日(水): *会期中無休
■会   場  松屋銀座8階イベントスクエア(〒104-8130 中央区銀座3-6-1)
■開場時間   午前10時から午後8時
<3月10日(火)は午後7時閉場、3月15日(日)は午後7時30分閉場、最終日は午後5時閉場>  ※入場は閉場の30分前まで
■主   催  デヴィ・スカルノ展実行委員会
■企 画 協 力  オフィス・デヴィ・スカルノ
■協   力  講談社
■入 場 料  一般1,200円(900円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、
小学生300円(300円) *( )は前売料金
*前売券はヤフーパスマーケット、チケットぴあにて2020年3月9日(月)まで販売予定。
■読者・視聴者からのお問合せ先:03-3567-1211(松屋銀座大代表)

本展の見どころ
◆まじめに、そして面白く
デヴィ・スカルノ夫人の壮絶な80年をたどりながら、夫人の全てを解き明かします。夫人の魅力を感じて頂き、来場者すべてが、笑顔になれる展示空間です。

◆数多くの初公開作品
華やかな社交界で着用したドレスやアクセサリー、また趣味で描いた絵画作品約20点を展示。さらに、テレビでも度々登場しているエメラルドのジュエリーセットを初公開。夫人の審美眼でセレクトされたコレクション約30点も初展示します。

◆デヴィ夫人感じられるような展示
デヴィ夫人の存在を感じられる会場。大胆で、時にハッとさせられる名言やコメントを会場に散りばめます。また夫人の邸宅にあるサロンも再現します。
 

【展示内容】
1.幼少期~スカルノ大統領との出会い
デヴィ夫人は、インドネシア大統領スカルノとわずか19歳で出会い、22歳という若さで、一国を統治する大統領夫人となりました。ここでは大統領との出会いから劇的な別れまでを当時の貴重な写真や映像で
振り返ります。夫人の娘であるカリナさんが日本で生まれた際に送られた大統領からの電報などを展示。
インドネシアへ1人で旅出つこととなった、その背景を紐解きます

②大統領に送った写真

 

③大統領官邸・ムルデカ宮殿にて

 

④スカルノ大統領からの電報

 

2.デヴィ・ファッション

デヴィ夫人が社交界で着用したドレスを中心に、夫人のファッションへのこだわりに迫ります。ティアラやリング、ネックレスといったジュエリーも約15点展示。特にエメラルドのジュエリーセットは必見です。
実際に夫人が身に着けていた頃の写真とともに展示します。

 

⑤<マダム・グレ>ドレス 

⑥<ニナ・リッチ>ドレス

⑦<カルティエ>ブローチ

⑧エメラルドのジュエリーセット ※イヤリングのみ<ブルガリ>

3.デヴィ・スカルノ コレクション

デヴィ夫人の邸宅には、夫人の感性の赴くままに選ばれた独特で個性的なコレクションが数多くあります。この章では、会場に怪しい雰囲気をかもし出すような演出を施し、見る人を不思議な世界へと誘います。 また、デヴィ夫人邸宅のサロンの一部を再現(写真①)し、ご覧頂きます。

 

⑨デヴィ夫人コレクション①

⑩デヴィ夫人コレクション②

4.自由に、生きる <様々な趣味>
夫人の自由に生きるその精神に迫ります。特に趣味としている絵画は数十年続けており、個展を開いたこともあるほどの腕前。また某テレビ番組で目にすることができる力強いチャレンジ精神は、現代を生きる若い方々も学ぶべき精神であると同時に夫人の大きな魅力。傘寿を超えてもなお、精力的に、逞しく、そして自由に生きるその力はどこから漲っているのでしょうか。

 

⑪「ボート乗り場にて」カシニョールに思いを寄せて (2013年) 作:デヴィ・スカルノ

⑫第13回深水流舞踊の会で「萩と月」を舞う。歌舞伎座にて(2008年)

 
 
 
TSUBAKI

東京出身。大手広告代理店で勤務の傍ら、東洋医学、薬膳を学ぶ。
料理教室・セミナー講師として活躍後、現在はオーガニックや厳選されたものを使ったライフスタイルやレシピの提案をしている。自然体で生きることが人生のモットー。

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