人にはそれぞれ何かしらのコンプレックスがあるものです。
「自分の容姿を言葉で説明してください」と言われたら、あなたはどのように答えますか?
自分のことを肯定的に〝美しい〟と表現できる人は少ないのではないでしょうか。
むしろ、自分のコンプレックスばかりを思い浮かべる人も少なくないはずです。
雑誌、テレビ、広告、などメディアの世界では、美しさの一般的な基準があるように感じます。
ユニリーバのパーソナル・ケアブランドであるダヴ(Dove)は、自社のホームページで「本当の美しさ」や「ありのままの美しさ」について
キャンペーンを展開しています。その中の、とあるキャンペーン動画を観てハッとさせられました。
キャンペーン動画のタイトルは「リアルビューティー スケッチ」。
動画は米国連邦捜査局(FBI)の似顔絵捜査官ジル・ザモラ氏に、ひとりの女性の似顔絵を2枚描いてもらう、というもので、
「あなたは、自分が思うよりも、ずっと美しい」ということを証明する、いわゆる実験動画になっています。
並べられた2枚の似顔絵を見た、女性の反応。
自分をゆがんだ目で見ていること。それが、生き方に大きく影響していること。多くの女性がそれに気づくはず。
「あなたは、自分が思うよりも、ずっと美しい」。
多くの人に見ていただきたい動画です。
自分を大切に見つめ直す機会を与えてくれます。